東日本大震災から5年

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神奈川県鎌倉市役所で開催された

第4回 心をひとつに つなげよう みちのくの未来へⅣ に

さんま焼きのお手伝いに行ってきました。

この催しは4回目で、自分は今回で3回目のお手伝いです。

東北の復興支援はもちろんですが

いつどこで起こるか分からない災害に備えるために

「鎌倉の防災を考える日」というサブタイトルもついています。

鎌倉もシラスで有名な海の街。

もし東日本大震災レベルの地震で鎌倉に津波が押し寄せたら

鶴岡八幡宮や大仏のところまで浸水するという予想がされています。

鎌倉市津波浸水予測図(暫定版)(PDF:1,778KB)

 

津波で町の8割が流されてしまった宮城県女川町では今回の津波到達地点に

「命の石碑」を設置して地震がきたらこの石碑より高いところへ逃げろ、

これより下に家を建てないでという注意書きを入れています。

千年に1度といわれた大津波ですが、次の千年までに徐々に意識が薄れて

同じようなことがないように願いたいです。

 

さて、今回のこの催しですが日付はズレているものの

3月11日の東日本大震災を意識して開催されています。

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地震発生の時間、14:46には黙祷も予定されていました。

日付が違うので厳密にこの時間でなくてもと思いましたが

しっかり意識することがこの催しのこだわりなんだと思います。

 

ここからちょっと辛口な内容・・・。

さんま焼きが13時過ぎに終了し片づけも14時には大体終わっていました。

さんま焼きのリーダーさんから解散の指示が。

解散はいいとして催しはまだ続いているから時間のある人は

会場を回ってみてくださいとかの言葉があっても良かったかな。

あと、なぜか配られた缶ビール。

水分補給しながらさんまを焼いていたものの空腹でお酒飲んだら

吸収しすぎて酔っぱらうのでカバンにしまいました。

しかし解散の指示の前に飲み干して顔を赤くしてる人がいました。(日焼け?炭焼け?)

お酒を飲むこと自体は自己責任ですが、チームに所属してボランティアとはいえ

仕事しているのであれば離れて欲しかった。

それから昨年までの流れで「黙祷」があるだろうと思い、スケジュールを確認したら

やはり予定されている。

解散の指示の後でしたがリーダーにそのことを伝えると

残ったメンバーに「そこまでよかったら・・・」とようやく。

 

普段は復興支援とは関係ないイベントの中に入ってさんま焼きをやっているので

屋台的な感覚でいて構わないとは思いますが、今回のイベントでこのような意識は

ダメだったと思います。

東日本大震災を忘れない、風化させない!という目的のチームですら

その目的を忘れているんじゃないか?と少し悲しくなり、少し怒りが・・・。

そしてその場で声をあげられなかった自分には情けなさが・・・。

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自分はコツコツとさんまを焼くことしか出来ませんが

これからも真摯に向き合っていきたいと思っています。

こんな自分ですがよろしくお願いいたします。

がんばっぺ女川!がんばっぺ東北!